2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日のせいか、脳がやばい。呂律がまわらない。頭がぽうっとするし、鈍い痛みのような感じもある。危険一歩手前か。とうとう死んでしまうのか。とりあえず早めに寝よう。まさみタンの『曲がれスプーン』は面白いのだろうか。

伊豆の波高し。熱川の湯量は豊富。下田を南下、ペリーゆかりの寺を視察。黒船が停泊した湾は案外小さい。吉田松陰拘禁の地。ループ橋の下、多彩な風呂はやはり寒かった。疲れた。天城越えで旧天城隧道、伊豆の踊子というより、清水宏『有りがたうさん』その…

踊り子ビューで修善寺。紅葉がきれい。城ヶ崎の吊り橋を渡る。怖い。どぶ川のマンホールを通って海辺にある露天風呂を視察など。夕飯をくらう。

小津安二郎『彼岸花』(1958)

(118分・35mm・カラー)何の相談もなく結婚相手を決めた娘(有馬)に動揺する父親(佐分利)の姿が描かれる。娘の結婚を後押しする脇役陣も絶妙の演技を見せ、絹代は、悩める家族を静かに見守りながらも、どことなくユーモアを漂わせた母親役を演じている。…

スタバのコーヒーがあまりに濃いので、卒倒しかける。1割も飲まずに全部捨てた。コンセントがあってPC仕事が進められたのは良かったが、どうにもmottainai。 小津映画は良かった。しかし何てブルジョワ家庭なんだろうか。お手伝いさんがいて、娘は両親に敬…

身体がつらい。ねむい。疲労で自我崩壊してちょうど良い具合になる時もあるが。声帯がやばいことになってるので安静にしとかないと。いい映画が見たかったけど、結局、いくつか見逃した。日本映画を映画館でぼーっとしながら観たい。やれやれ。 最近、CMで…

疲労と睡眠不足で死にかける。帰宅して3時間ほど睡眠。夜遅く、地元のソウルフードを食らう。甘辛い奇妙きてれつな食べ物(豆腐と豚肉とニンニクとネギが赤茶色のスープのなかに入っている)で、世の中に類似品がないだけに、美味いかどうかの判断が付きづら…

わたしゃ疲れたよ。いろいろ活動して狭いキャパを使い切ったよ。現実逃避をしたいけど、まずは睡眠時間の確保が最優先課題だよ。プーアール茶をこぼして、本に沁みがついて死にたくなったけど、とりあえず、俺は死ぬまで生き続けるよ(渋谷某所、尾崎豊に向…

「THE ハプスブルク」

@国立新美術館。しょっぱなからマニエリスムで有名なルドルフ2世の肖像がお出迎え。やや奇異に感じたが、要するにウィーン美術史美術館・ブダペスト国立西洋美術館の収蔵作品、つまりオーストリア・ハプスブルク家のお宝が中心になっていて、しかしハプスブ…

西川美和『ディア・ドクター』(2008)

2時間07分、出演: 笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、井川遥、八千草薫、香川照之 http://www.deardoctor.jp/ 僻村で頼りにされていた医師が突然謎の失踪をした。驚いたことに村人たちは、慕っていた医師の素性を何一つ知らなかった……命の恩人か、ただの嘘つきか…

役所広司『ガマの油』(2008)

2時間11分、出演: 役所広司、瑛太、八千草薫、小林聡美 http://gama-movie.com/ 不慮の事故で突然息子を失ったディトレーダー。息子の携帯にかかってきた恋人からの電話に思わず息子のふりをしてしまい……名優役所広司が子どもの頃出会った“ガマの油”売りの…

勝間和代効果か、仕事の方向性が定まっていない国家戦略担当大臣・菅直人がデフレ宣言。岩田規久男『日本銀行は信用できるか』(講談社現代新書)によると、新日本銀行法(1998年施行)で規定された日銀の独立性(とくに「目標設定の独立性」)には問題があ…

開成の同窓会は滝クリが司会するそうで、滝クリでなくてもいいけど、高橋恵子さんあたりをお呼びできないものか。そういえばshirokuroさんのツイッターで優秀な後輩が紹介されていたが、成る程、賢そう。母校にパ研なんてあったかな。極度に排斥されていたマ…

ダーレン・アロノフスキー『レスラー』(2008)

THE WRESTLER、109分、脚本 ロバート・シーゲル、出演 ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド、マーク・マーゴリス、トッド・バリー、ワス・スティーヴンス、ジェダ・フリードランダー、アーネスト・ミラー、ディラン・サマーズ 2…

五所平之助『煙突の見える場所』(1953)

(108分・35mm・白黒)見る場所によっては4本にも1本にも見える巨大な「お化け煙突」。その下町の象徴を背景に、悲喜こもごもの戦後庶民の暮らしが描かれる。絹代は、戦災で行方不明の夫との籍を残したまま新しい男と生活する臆病な中年女に扮している。ベル…

『SPA』の坪内×福田対談。司馬遼太郎の歴史小説が教養のベースとなっている現状にケチが付けられ、福田和也は司馬遼太郎に歴史観なんてないと指摘。司馬遼太郎の小説はあまり読んだことがなくて、小中学生の頃は吉川英治、中高生は吉村昭をもっぱら読んでい…

雨だし寒いし大変だった。

バイエルン放送交響楽団、聴きにいこうか迷ったんだけどね。ヤンソンス、去年RCOで聴いたし、いまいちガツンと来ない気もしたし。うじうじ。サンクトペテルブルクのど迫力はまだ身体に残ってるし、バレンボイムの素っ頓狂な音色のマーラーも心の中に残っ…

何も食べずにずーーとえんえん作業に没頭。最近、太陽がすぐに沈むのが悲しいです。さむいし。そういやこないだオアゾの丸善で松岡正剛の本棚をみてきた。知らない本を見つけられたのは良かったけど、新刊を目一杯つめこんだだけな気がしたのは、やっぱり新…

陳舜臣先生『儒教三千年』(中公文庫)を読んで、中国史における殷の特異性と重大な影響力について、考えさせられた。殷の神権政治は周において儀礼化され、「礼」にもとづく政治が行われる。殷の末期、すでに生贄による人間の殺害は減少しており、殷周革命…

妙な風の吹き回しで、気づいたら新宿末広亭の前にいて、ちょうど深夜寄席をやっていたので、思いつきで入ってみた。なかなか盛況。最近は末広亭の前にホルモン屋が繁盛していて、そこの客も流入しているようだ。ホストの話をした噺家が面白かった。あと自分…

ミケランジェロ・アントニオーニ『夜』(1960)

LA NOTTE (121分・35mm・白黒) 1962年11月日本公開。作家の夫ジョヴァンニ(マストロヤンニ)と何不自由なく暮らす妻リディア(モロー)。妻はある夜、親密だった夫の親友(ヴィッキ)の死と夫の浮気を立て続けに知ることとなる。音楽はジャズの鬼才ジョル…

酒見賢一『墨攻』(新潮文庫)を読了。名作。非攻と兼愛を旨とする墨子教団の革離が、たったひとりで小さな城の防備にあたる。きわめて禁欲的な勤労倫理、工人としてのプライドと異能、義の前に死を厭わない「任」の思想が印象深く物語られ、諸子百家の時代…

溝口健二『歌麿をめぐる五人の女』(1946)

(95分・35mm・白黒)邦枝完二の小説「歌麿をめぐる女達」を基に、江戸の浮世絵師歌麿と5人の女たちの物語が軽妙なテンポで描かれる。人物のみならず江戸風俗の描写にも力が注がれている。絹代は、恋敵を情容赦なく排除しようとする気性の激しい女・おきたを…

今回のマクロ経済政策に関する勝間和代氏のlobbyingは、さすがの情報発信力ですばらしい。その当否の肝心な部分は個人的には判断しきれないが、大マスコミ・政界・官界において、マクロ経済に関するインテリジェンスに富んだ議論が手薄なのは間違いないよう…

英国人女性を殺害した容疑者が大阪のフェリー乗り場で身柄拘束。本来の顔も独特だが、整形後の容貌もすさまじい。人を殺して逃げ続ける気分って、どんなものだったのだろう。両親も会見していたが、生い立ちも含めて詳しい事実が知りたい。35歳の結婚詐欺師…

鬱屈がひどい。脳が疲れている。いかんですね。

新宿で買い物をしたあと、東急目黒線に乗って、武蔵小山温泉へ。源泉掛け流しの風呂がひとつあって、銭湯価格は超激安。超おすすめ。ただしバイオリズムやら何やらがあって一日中不機嫌だった。情緒不安定だな、こりゃ。

スティーヴン・ダルドリー『愛を読むひと』(2008)

THE READER アメリカ・ドイツ合作映画 英語 2時間04分 出演: ケイト・ウィンスレット/レイフ・ファインズ/デヴィッド・クロス/レナ・オリン http://www.aiyomu.com/ 大戦後のドイツで15歳のマイケルは年上の女性ハンナと恋におち、マイケルの本…

脳が疲れ気味。修理に出したパソコンが修理されて戻ってきた。感動。売れそうな本を持って池袋の古書往来座へ。予想外の高額買い取りで挙動不審に陥る。「外市」は充実した品揃えで見応えがあった。u-sen氏に挨拶するかと思ったが、それらしき人は見あたらず…