2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

結局、小沢は代表選出馬を表明。鳩山の理想主義は実行力がゼロ。菅の機会主義も消費税論議で参院選に敗北し、勘の鈍さを露呈。小沢の原理主義・破壊力はどうか、という気はする。伝書・宇宙鳩の行動は意味不明。 静岡で暴れているサルに足をつかまれたオバサ…

原恵一『カラフル』(2010)

2時間7分、原作 森絵都、キャスト 冨澤風斗 宮崎あおい 南明奈 まいける 入江甚儀 藤原啓治 中尾明慶 麻生久美子 高橋克実 colorful-movie.jp 第135回直木賞の受賞作家・森絵都の小説『カラフル』をアニメ映画化。大きな過ちを犯して死んだ“ぼく“の魂に、下…

『第9地区』(2009)

DISTRICT 9 アメリカ映画 英語 111分 PG-12 出演: シャルト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ、ジェイソン・コープ http://D-9.gaga.ne.jp 南アフリカに突如現れた難民宇宙船。止まること28年後にスラム化し、国家機関は強制収容所移住計画を…

徹夜で突貫工事も、空振り三振の感が否めず。運勢が悪いから、仕方がない。 松尾匡『不況は人災です!』(筑摩書房)。コンパクトな学説解説が見事。比較優位説とか、セイの法則とか。円高で輸出企業が困る説明も、たしかにこれでいいよな、という感じ。日本…

生きる力がたりてない。力がはいらない。ねむい。

疲労。いろいろ考えると気分がダークだが、とりあえず次の課題の準備。小沢一郎はどうなるのか。

とりあえず寝る。

いろいろ思うことあり。 それにしても、自分で自分に抑圧をかけ過ぎるのは、ほんと悪いくせだ。

15年ぶりの円高で、株安が進行。日銀の金融緩和が期待され、「催促相場」との見方もあるらしい。「財政状況が悪いのになぜ円が買われるのか」について朝日新聞が解説していたが、これは問いの立て方からして間違っている気がする(これに限らず、経済政策の…

積ん読がなぜ罪悪感を生じさせるのか、いま分かった。読むべき必然性があるから積まれているにもかかわらず、読む時間がみつからないから、積ん読は嘆かれるのだ。難しい内容だから積ん読しているというわけでは、必ずしもなかったのだ。 積ん読の罪悪感は、…

ブッキッシュにも段階があって、「積ん読に罪悪感を感じる人」というのが時々いるけれど、まだまだ甘チャンだと言わざるを得ない。なぜって、積んどかないと読めないではないか。いつ、何が読みたくなるか、分からない。カレーが食べたいときにスパゲティー…

三遊亭円朝『真景累ヶ淵』って題名は、円朝が神経衰弱だったので語呂になってるらしい、ってことを最近なにかの本で知ったのだが、いいかげん自分の脳も神経疲労が崖っ淵だ。やれやれ。 こないだの飲み会の話を、しつこく脳内で蒸し返してたんだけど、「学業…

『モテキ』のドラマが面白いらしいというので、ちょっと見てみたのだが、なるほど、満島ひかりはかわいらしかった。だが、このかわいらしさに萌えてしまうのは、あまりよくないと思うね。「ボーイッシュで女性性を素直に受け入れられない自意識系の女の子」…

ウディ・アレン『ウディ・アレンの夢と犯罪』(2007)

CASSANDRA’S DREAM イギリス映画 英語 108分 出演: ユアン・マクレガー、コリン・ファレル、トム・ウィルキンソン http://www.yume-hanzai-movie.com イアンとテリーの兄弟は共同でカサンドラズ・ドリーム号という長年の夢だった小型クルー…

昨日話してたことで、「子どもの言語能力、思考能力、他者に対する想像力を高めていくためには、学校教育の現場でもっとディベート教育を取り入れた方が良いのではないか?」という話題があったのだが、自分はかなり否定的な意見を述べた。(1)ディベート…

熱心に誘われて、約10年ぶりに大学の同級生たち数人と飲む。もし街中で見かけても無視しちゃうぐらい人間関係が化石化していたのだが、同じような境遇ということもあって、けっこう話が弾んだ。何となく考え方がよく似ている気がしたのだけれど、インテリ同…

「先生!雑誌を教科書にしてください。」ってコピーの入ったポスターが電車の吊り広告になってて、どうやら「雑誌愛読月間」であるらしいのだが、しかしこのコピーを見て、雑誌を読もうと思う人なんて、いるんだろうか? どうにも下手くそすぎる。 「雑誌は…

フィリップ・ノイス『ソルト』(2010)

SALT 100分 製作: ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ、脚本: カート・ウィマー、音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード、出演: アンジェリーナ・ジョリー、リーヴ・シュレイバー、キウェテル・イジョフォー、ダニエル・オルブリフスキー アンジェリー…

終戦記念日。昨日のNHKの番組が話題になってるみたいだが、「過去の歴史的経緯を乗り越えて、日韓関係を良好にしていこう」という課題設定は、そもそも間違っているよね。これだけ両国の間でさまざまな交流がある時点で、「日韓関係は険悪だ」と現状認識…

「やたらめったら腹を割りたがる」のは日本人の悪いクセだと、丸山眞男が書いてた記憶がある。「腹を割れば他人と分かりあえる」という認識は、他者感覚の不在、要するに甘えに起因するというわけだ。しかし同じコインの裏表として、「ぜんぜん腹を割らない…

宇多田ヒカルが活動休止で、「アーティスト活動」を止めて「人間活動」に専念したい、という記事を読んで、「人間活動」って何だろうと思った。オレのやってることは「人間活動」か? まあ、いいけど。 今日はものすごくたくさん面白いことを思いついた気が…

ロネ・シェルフィグ『17歳の肖像』(2008)

AN EDUCATION イギリス映画 英語 100分 PG-12 出演: キャリー・マリガン、ピーター・サースガード、アルフレッド・モリーナ http://17-sai.jp 1961年ロンドン。名門大学をめざす優等生ジェニーは、ある日、歳の離れた中年男性に出会い恋に落ち…

『17歳の肖像』はしれっと強烈な偏見が反映されている感じがして、不可思議きわまりない映画だった。でも頭のいい、かわいい女の子が、資本主義に取り込まれやすいってのは、ありうるんじゃないかと思うな。 だいたい美人が、ブッキッシュな世界に馴染んだり…

脳のダメージを回復させるため、ずっと寝転んでいた。酒見賢一『周公旦』(文春文庫)を読み終わる。ほんと、酒見賢一はすごいなぁ。周公旦は、殷周革命を成し遂げた武王の弟(文王の子)。巫祝の者でもあったが、武王が没した後は幼少の成王を助け、建国ま…

池袋にいく。心が夏風邪気味。頭痛い。黒猫をなでていたら、エサをやるオバサンが来て、去っていた。うなぎを食ったら、美味かった。池袋演芸場の人に聞いてみたら、小三治はどうも普通に見られる(混雑)状況じゃないみたいだ。

ステラン・リュエ『プラーグの大学生』(1913)

DER STUDENT VON PRAG (56分・18fps・35mm・無声・染調色)『カリガリ博士』(1920年)以前の最も有名なドイツ映画で、ドッペルゲンガーを主題とする本作は、当時の心理学者からも強い関心を集めた。自らの鏡像につきまとわれるプラハの学生バルドゥインを…

ロイス・ウェーバー『毒流』(1916)

SHOES (10分・18fps・35mm・無声・染色)ユニヴァーサル社の数ある子会社の一つでありながら、日本で高い評価を受けていたブルーバード社の作品。貧困に耐えかねて水商売に手を染める少女の悲劇を、技巧によらず素朴に描いている。小宮登美次郎コレクション…

ルネ・ルプランス『花の奇蹟』(1912)

MIRACLE DES FLEURS(13分・18fps・35mm・無声・彩色)移り気な美女に一喜一憂するピエロの物語。男性ピエロに扮する女優スターシャ・ナピエルコフスカは、1910年代に人気を誇った女性パントマイム・ダンサーでもあり、後にジャック・フェデーの大作『女郎蜘…

アルベール・カペラニ『お伽の森』(1907)

LA LÉGENDE DE POLICHINELLE (10分・18fps・35mm・無声・染調色/彩色)当時のパテ社の主要監督アルベール・カペラニが手がけた、同社製夢幻劇映画の中で最も有名な作品。主演のマックス・ランデーは本作での個性的な演技が評価され、喜劇王への道を駆け上…

つかれた。これはつぶやきだけど、自分は子どものときから、世の大人たち(テレビの中の人たちとか、周りの人間たち)がなぜこれほど自信満々に発言できるのかが理解できず、また日常においても、自分がどう振る舞うのが適切であるか、とくに問題を起こした…