2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ベント・ハーメル『ホルテンさんのはじめての冒険』(2007)

O’HORTEN ノルウェー映画 ノルウェー語 1時間30分 出演: ボード・オーヴェ/ギタ・ナービュ/ビョルン・フローバルグ/エスペン・ションバルグ http://www.horten-san.jp/ 勤続40年、生真面目な列車運転士ホルテンは、定年退職日の朝、はじめて列…

バイオリズムのせいかなんだか知らないが、空回り感がして、下降気味。高田馬場にいってチェ・ゲバラの映画を見ようと思ったけど、長すぎるので、敬遠してしまった。かわりにみたノルウェー映画が、地味すぎて意味不明。チェ、みれば良かったかな?

神保町。中森明夫に似たヒトを見つける。東京タワー。ルックダウンで腰を抜かしかけた。それにしても暑い。エヴァンゲリオンを見る時間がない。

村上春樹『1Q84』

「BOOK2」を読了。「物語による世界の回復」がテーマ。 『海辺のカフカ』では、記憶喪失のナカタさん(「記憶がなくて現在だけ」)と、四国の図書館にいる母親(「現在がなくて記憶だけ」)が配置され、性的なものと暴力的なものとが訪れることで(ジョ…

Hiroumix氏とS氏とでお台場にガンダムを見にいくが、暑くて5分ほどで死にそうになる。Hiroumixが急遽帰阪したので、大江戸温泉で徹夜オタクトークの予定を変更し、オタクO氏とともに新橋の喫茶店で無駄話。山田電気でニコンの一眼レフじゃないデジカメを見…

いやー、ひどかった。蝉の声なら岩をも打ち砕くであろう、やかましさ。マックの店内でもここまでにはならない。我慢をできる人たちではないし、たしかに限界を超えた状況ではあったが、ここまでの野放図な学級崩壊を見せつけられると、怒りも何もなく、むし…

ちょっぴり楽しみにしていたのだが、色々あって、なかなか面白かった。趣味志向に探りを入れてみたら、やっぱり世代間ギャップなのか、蛸壺コミュニケーションなのか、まったく知らないことが出てきて興味深い。 しかしあらためて思ったのは、やはり対象への…

明日の準備とか読書とか。「こんどの日食のとき、わたし34才」とママに報告する女児。人間はどんどん入れ替わっていきます。ヘシオドスを読んでみると、とても面白かった。

日食。曇りだったので見えないと思っていたら、じつは見えていたらしい。あたりが暗闇に沈んでいくなか、ガンジス川で必死に沐浴するインド人が印象的だった。太陽信仰をもっていたアステカ人たちも、それを上回るパニックに襲われたに違いない。地球から見…

クリント・イーストウッド『チェンジリング』(2008)

CHANGELING 2時間22分 出演: アンジェリーナ・ジョリー/ジョン・マルコヴィッチ/ガトリン・グリフィス/ミッシェル・マーティン http://www.changeling.jp/ 1928年ロサンゼルス。クリスティンの息子が突然、姿を消す。5ヵ月後、イリノイ州で発…

ファティ・アキン『そして、私たちは愛に帰る』(2007)

AUF DER ANDEREN SEITE ドイツ・トルコ合作映画 ドイツ語 2時間02分 出演: バーキ・ダヴラク/ハンナ・シグラ/ヌルセル・キョセ/トゥンジェル・クルティズ http://www.bitters.co.jp/ainikaeru/ 始まりは、ネジェットの父が同棲中のト…

村上春樹『1Q84』「BOOK1」を読了。連合赤軍でひとつの時代が画されたとして、そこからオウム事件にいたる断絶と連続を読み解くとどうなるか、という小説のように思える(「もうビッグ・ブラザーの出てくる幕はない」)。その意義は十分に大きなものだし…

中国思想が気の一元論だとして、水と火のように互いに打ち消し合うものをどう考えるか。鄒衍の名で知られる陰陽五行説は二元論を導入して、これに対応した。陽爻(ようこう). 陰爻(いんこう)を三段に重ね(2の3乗=八卦)、乾・坤・震・巽・坎・離・艮…

冷静に考えて、ローマ史はいまいち掴みがたい。共和政、帝政とあるなかで、何が繁栄であり、何が衰退であるのか。モンテスキューがアウグストゥスの元首政をけなしまくっているのが面白い。「アウグストゥスのすべての行動、すべての法制は、明らかに君主政…

新宿の紀伊国屋地下、元祖サラサラカレーの店モンスナック。カツカレーを食う。ジミー大西、柳家小さん、井上ひさしなど、年季の入った色紙。かなり独特なカレー。 森三樹三郎『中国思想史(上)』(レグルス文庫)。中国には論理的思考がない、現世主義的(…

坪島孝『クレージーの怪盗ジバコ』(1967)

(110分・35mm・カラー)北杜夫の小説「怪盗ジバコ」の映画化作品。植木等をはじめ合計9名が演じる大怪盗ジバコと、世界的な窃盗団W・C・W・Cが対決する。多くのクレイジーキャッツ主演作品を手がけて1960年代の東宝喜劇映画を支えた坪島孝監督作品。 ’67(…

両院議員総会は頓挫の模様だが、自民党の混乱がすさまじい。野中尚人『自民党政治の終わり』(ちくま新書)によると、前回参議院選挙での自民党の壊滅的退廃は「決定的選挙」だった可能性があるとのこと。単なる負けというのではなく、有権者の支持パターン…

斎藤武市『骨まで愛して』(1966)

(91分・35mm・白黒)麻薬密輸組織から足を洗い函館の牧場へたどり着いた流れ者が、再び二つの組の抗争に巻き込まれる。作家、脚本家、作詞家として多くの業績を残した川内康範が自らの連載小説を脚色。同年発売の主題歌も大ヒットした。 ’66(日活)(原)…

かみ合わない話をむりやりかみ合わせつつ、やはりたいがい噛み合わないことを感じながら、しかしウマがあう人間というのも存在する。というか、噛み合わなければ、それを察知して、噛み合わせようとしてくれれば、たいがい噛み合うと思うのだが、相手方にそ…

コンディションが最悪。というかやること多すぎてグッタリ。夜、帰宅して立ち上がることが出来ず、ずーっと寝転びながらテレビを眺めていたら、190キロの女の人がダイエットする番組をやっていた。ダイエットとか整形とかの、くだらない番組が好きだ。人々の…

一睡もせずに仕事。超ハイテンション。カラオケみたいで気分が良かった。夜、3時間ほど眠って超スッキリ。いずれにせよ昨年度までのことを考えると、精神衛生はすこぶる良好。などと中間総括をしてみたりしつつも、仕事が一区切りつくのはあと数日後。 麻生…

やること多すぎ。昼間、「元気ですか〜?」とマイクで呼びかけながら走る車。アントニオ・イノキが乗っていた。都議会選挙は民主党が第一党に躍進し、自公が過半数割れ。中選挙区制だと公明党はつよい。

頼りの自分は睡眠不足で一日中ずーっとえんえん作業で肩こりまくり。しんどい。週明けの準備も。めんどくさい。思ったような結果が出たのもあるし出てないのもあった。なかには反省すべき点もあるが、しかしあまり反省しても精神的に良くない。前のめりのト…

ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ『ロルナの祈り』(2008)

LE SILENCE DE LORNA ベルギー・フランス・イタリア合作映画 フランス語 1時間45分 出演: アルタ・ドブロシ/ジェレミー・レニエ/ファブリツィオ・ロンジョーネ/オリヴィエ・グルメ http://lorna.jp/ アルバニア人のロルナは、ベルギー国…

疲れた。正念場は超えたものの、冷静に考えてみると、あと数日間は面倒な仕事をこなさねばならない。眠い。NHK教育テレビで勝間和代と藤原和博の対談。「クロックを早めて」「試行錯誤」することが大事というのはまったくその通り。勝間和代の引きつった表情…

イザベル・コイシェ『エレジー』(2008)

ELEGY 英語 1時間52分 出演:ペネロペ・クルス/ベン・キングズレー/デニス・ホッパー/パトリシア・クラークソン http://elegy-movie.jp/ 30才も年の差のある大学教授と、美貌の女学生との出会い、別れ、そして再会のドラマを通し、人生における嫉妬…

今年前半の正念場。つらい。日曜の新聞で伊藤元重が、経済学的には増税しても公共投資すれば景気は回復するが、しかし増税分が財政赤字の解消に消えていくと景気は回復しないので、その意味で日本経済はピンチだという趣旨の論説を寄せており、ここまでの財…

やること多すぎて出かけること能わず。頭痛い。ともあれ気合いで乗り切るしかない。ブラゼル頼みの阪神Cats、真弓はやめさせた方が良いが、後任が星野というのはありえない。よもやSD職から引きずり下ろす方法がそれしかないのか?

数日前深夜放送されていた『新世紀エヴァンゲリオン』は到底見る余裕があるはずもなく、ただテレビで流れていたのを確認したので、突如思い立って順次視聴計画を立てる。3話まで視聴。「第3新東京市」の山並みは六甲山脈にそっくりで、阪神大震災の影響が色…

このまえ、ふとしたきっかけで周囲に差別論が巻き起こり、「差別なんてなくならない」「区別ならいい」「いや、差別したって別にかまわない」などと煮詰まらない意見が飛び交ったのだが、あまりに煮詰まらない話だったので、自分としては口を挟む余地を見出…