開成の同窓会は滝クリが司会するそうで、滝クリでなくてもいいけど、高橋恵子さんあたりをお呼びできないものか。そういえばshirokuroさんのツイッター優秀な後輩が紹介されていたが、成る程、賢そう。母校にパ研なんてあったかな。極度に排斥されていたマンガ・アニメ研究会(文化祭でセーラー・ムーンの等身大フィギアを作っていた)、空気のように存在していた鉄道研究会があったのは覚えているが。
話のついでなので、私がshirokuroさんについてつよく印象を刻んだ最初の思い出について。新学期が始まってから初のクラスコンパ、コンパだから女の子と仲良くなりたいと思っていたのだけれど、案の定、男子校出身者中心の「男くさいテーブル」と、女子校出身者と共学出身者を中心とした「女子テーブル」(総じておぼこい女の子たち)にざっくりと二分され、そこに遊び慣れた(ように当時は思えた)男の子たちが絡んでいくという残念な構成ができあがったのだが、宴会が進むうちに、部屋にあったカラオケをやろう、と誰かが言い始めた。遊び慣れた男子たちはスピッツとかミスチルとかを歌ったので、女子テーブルはそこそこ盛り上がり、男くさいテーブルは完全に置いてきぼりをくらう格好となった。
そこで突如として決起したのが、当時はメガネ男子だったshirokuro君だった。shirokuro君はたしかビジュアル系のバンドの歌を、思いもよらず福山雅治ばりの低音を響かせて、歌ったのだった。それでなんとなく全体が盛り上がった雰囲気となり、われわれは秘かに溜飲を下げることができたのである(おそらく全体に混乱が広がって、そのことで「男くさいテーブル」の相対的劣位状況が攪乱された、というのが真相だろう)。そんな思い出。
『レスラー』を見てプロレスの本質についていろいろ考える。ちょっと気にかかることがあって、心に棘が刺さったようになっている。