2010-08-05から1日間の記事一覧

ステラン・リュエ『プラーグの大学生』(1913)

DER STUDENT VON PRAG (56分・18fps・35mm・無声・染調色)『カリガリ博士』(1920年)以前の最も有名なドイツ映画で、ドッペルゲンガーを主題とする本作は、当時の心理学者からも強い関心を集めた。自らの鏡像につきまとわれるプラハの学生バルドゥインを…

ロイス・ウェーバー『毒流』(1916)

SHOES (10分・18fps・35mm・無声・染色)ユニヴァーサル社の数ある子会社の一つでありながら、日本で高い評価を受けていたブルーバード社の作品。貧困に耐えかねて水商売に手を染める少女の悲劇を、技巧によらず素朴に描いている。小宮登美次郎コレクション…

ルネ・ルプランス『花の奇蹟』(1912)

MIRACLE DES FLEURS(13分・18fps・35mm・無声・彩色)移り気な美女に一喜一憂するピエロの物語。男性ピエロに扮する女優スターシャ・ナピエルコフスカは、1910年代に人気を誇った女性パントマイム・ダンサーでもあり、後にジャック・フェデーの大作『女郎蜘…

アルベール・カペラニ『お伽の森』(1907)

LA LÉGENDE DE POLICHINELLE (10分・18fps・35mm・無声・染調色/彩色)当時のパテ社の主要監督アルベール・カペラニが手がけた、同社製夢幻劇映画の中で最も有名な作品。主演のマックス・ランデーは本作での個性的な演技が評価され、喜劇王への道を駆け上…

つかれた。これはつぶやきだけど、自分は子どものときから、世の大人たち(テレビの中の人たちとか、周りの人間たち)がなぜこれほど自信満々に発言できるのかが理解できず、また日常においても、自分がどう振る舞うのが適切であるか、とくに問題を起こした…