文科省の防災予測ページ。SPEEDI。ぜんぜん機能してないじゃん。政府はアホやで。
http://www.bousai.ne.jp/vis/torikumi/index0301.html
黒煙が上がり、危機的状況に直面している3号機。mox燃料というのが用いられているのだが、ここに含まれるプルトニウムは生物学的毒性がウランの20万倍(ただしそんなに飛散するようなものではないらしいが、いや飛散するとの説も)。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2011/03/post-35bf.html
メディアに出ている原発研究者のなかで一番話が明快なのが、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教、ビデオニュース)。小出氏の想定する「最悪のケース」は、「燃料棒の炉心溶融が起きて、水素爆発のために圧力容器が破損、放射性物質が飛び散って冷却作業自体が不可能となり、チェルノブイリに倍する被害が生じる」というもの。これに対して飯田哲也氏(NPO環境エネルギー政策研究所所長)は、水素爆発しても冷却作業が不可能になるまでには至らないのではと予測。一方で、冷却装置のシステムを再構築するのに数カ月はかかり、その間、放射能汚染の水が海にダダ漏れすることは現実的に想定されるリスクだと指摘している。となると、ホットスポット問題(雨雲にのって300キロ内の範囲で集中的に汚染地域が発生)も起きるだろうし、水蒸気で揮発するタイプとは異なる放射性物質(重いものや水溶性のもの)が海に溶け出て、被害がさらに広がることも考えなくてはならない。あと、炉心を冷却するのに最低一カ月以上かかるとなると、作業員をさらに大量動員する必要がでてくるが、現実的に人的リソースの調達は可能なのだろうか。東電社員を総動員?
http://www.videonews.com/on-demand/511520/001784.php
終わりなき非日常。沈黙の春、夏、秋、冬…。東京の都市機能も懸念されるとなると、日本社会はうまく回っていくのかしらね。