書くこと無し。
織田作之助の短編集みたいなのが岩波文庫から最近出てて、大阪の小説なんてのも読んでみたら面白いかと思って手に取ってみたのだが、解説に〈織田作之助は織田作と呼ばれていたが、これは大阪人がマクドナルドをマックじゃなくてマクドと云うのと近い感性かもしれないと思ったりもするが、織田作がイヤな奴だったからそういう意味も込めて織田作という愛称だったのではないか〉と、冷静に考えると意味不明なことが書かれていて、それでスパルタ教育の親のもとでバイオリンの稽古に苦しめられる浪華娘の話というのをパラパラ読んでみると、たしかにこいつはイヤな奴かもしれないと何となく思われてきたので、本棚に戻した。というのが、書くこと無いのに無理矢理書いてみたらこうなるという話。