昨日の話だが、「(自分は本を読んで洗脳されるのが嫌なので)影響力のあるインテリに対しては、その人間が読んでいる本を読んで、逆に洗脳しかえすぐらいの気持ちでいる(笑)」と言ったら、「さすがにそんな意識は(自分は)ないなぁ」という反応が返ってきて、冗談交じりの発言とはいえ、たしかにこれは自分特有のクセであるように思った。他人の影響を受けない思考なんて存在しないのだが、まったく独自に考え、感じてみたいという潜在的欲望があるかもしれない。もちろんそんなことは不可能なんだけど。理解されたいが理解されたくない、みたいな病的な自意識があって、そういえば小学生のとき、先生によく「天の邪鬼やなぁ」と言われていたのをいま思い出した。