瀬々敬久『ヘヴンズ ストーリー』(2010)

(278分/35mm/カラー)[2010年10月公開]“家族を殺された幼い娘”と“妻子を殺された若い夫”を軸に、複数の殺人、被害者と加害者、復讐と贖罪、生と死を描く。一貫して実際の事件に触発されてきた瀬々監督版「罪と罰」といえる全9話、278分の野心作。
出演:寉岡萌希長谷川朝晴忍成修吾村上淳、山恕Wハコ、菜葉菜江口のりこ (FC)

映画がはじまるまえに舞台挨拶があり、一大行事みたいになってた。まあ長いことは長いが、自分は、セルゲイ・ボンダルチュク『戦争と平和』(1965〜67)を劇場で観たことがあるので、平気である(こっちは7時間超え)。感想とか評価とかは公開前だから言わないけれど、瀬々監督は激情型の人であることがわかった。熱い。映画は、廃墟(炭坑跡)とか郊外とか殺風景のシーンが多くて、かなり淡々としているんだけど。
http://eiga.com/buzz/20100723/18
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