パトスは大事だが、パトスをいかに発揮するかはもっと重要だと思う。パトスでモノが見えなくなることもある。思考とは、(自分自身の)思考に対する批判として展開されるのだし、したがって認識とは、自分の見えていなかった場所に導かれてはじめて、ほんらいめざされるべき認識なのだといいうる。つねに新たに認識するためにこそ、パトスをコントロールする技法を洗練させなければならない。
歩くと、頭がいたい。猛暑のせいか、もともと頭がいたいのか、よくわからない。