アリ・フォルマン『戦場でワルツを』(2008)

WALTZ WITH BASHIR イスラエル・ドイツ・フランス・アメリカ合作、イスラエル映画 ヘブライ語 90分 出演: ボアズ・レイン=バスキーラ、オーリ・シヴァン、ロニー・ダヤグ 配給: ツイン・博報堂DYメディアパートナーズ http://www.waltz-wo.jp
1982年のイスラエル軍によるレバノン侵攻。19歳のアリ・フォルマン監督も従軍したはずなのに当時の記憶がなく……過酷な戦争の体験から自らの心を守るため封印した過去を取り戻そうと立ち上がる“人間の強さ”を描いた衝撃の魂の記録!! (GH)

シャロンが指揮するイスラエル軍が、レバノン南部のパレスチナ・ゲリラの制圧のためレバノンに侵攻し、ベイルートを攻撃。PLOのアラファトレバノンを立ち退き、チュニジアに退却。しかしベイルートに残ったゲリラがキリスト教徒のバシール・ジェマイエル大統領を暗殺すると、これに対してキリスト教部隊がパレスチナ難民1500人を虐殺した。イスラエルシャロンは黙認。
重っ、と言うしかない内容で、とにかく独特のアニメーション。人って、基本的に人を殺せないのだけど、でも同時に、はずみで人を殺しちゃうこともあって、ほんとよくわからない。バッハが流れるのが哀しい。

http://www.youtube.com/watch?v=2WpDH5zbhIk&feature=relatedルービンシュタインショパン