小出裕章氏(4月5日)。東電の発表どおりなら、1号機は再臨界(ウランの核分裂反応)している可能性が高い。
http://www.youtube.com/watch?v=JT2YkREVTNA
http://www.youtube.com/watch?v=hiK0dXsENkY
再臨界と推測される理由(1)。ヨウ素の放出がどんどん増えている。海に流出している放射性ヨウ素ヨウ素131)の濃度が、国が海水などで定めている濃度限度の1億3000万倍以上。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-06/2011040601_01_1.html
再臨界と推測される理由(2)。ガンマ線を出すクロル38が検出。
圧力容器の内部の炉心部分で再臨界が起きているとすると、圧力容器の下部の水溜まりと反応して、その結果、水蒸気爆発が起きる危険性がある。再臨界というのはウランがぶすぶす燃えている(再臨界は進行したり止まったりする)状態。
以上をふまえて、本日の報道。「1号機格納容器への窒素注入開始 福島第一原発」。窒素注入は水素爆発をふせぐため。これは実質上、再臨界への具体的対処だと読み解くのが妥当?
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104060570.html
大船渡の知人とメール。実家の電気が今日やっと復旧したとのこと。都内で節電がどうとか言ってる場合じゃないな。町が文字通り「壊滅」した凄まじい光景をみて言葉がまったく出なかったそうだ。落ち着いたらぜひ見に来たほうがいい、ということだった。
この件に関しては、アタリのセンスはいいね。アタリだけに当たり前のことを言ってるね。
http://genpatsu.wordpress.com/2011/04/05/jacques-attali-slate/