坂口安吾「イノチガケ」を読んでると、去年読んでみた島田雅彦『フランシスコ・X』(講談社文庫)のフランシスコ・ザビエルなんて冗長なだけで、これさえあれば全然いいよという感じがしてくるのだが、新井白石がシドッチとやりあう筆致の冴えが凄いと思って、いちおう『西洋紀聞』(岩波文庫)を確認してみると、書いてあることはほぼ白石の文章通りである。まあ、良い現代日本語訳であることは間違いないし、よく調べて書いている、ということでもあるが。
調子にのって英語の発音練習をしてたら、喉が枯れたよ。
http://www.youtube.com/watch?v=VkofhmOCVzY&feature=related(必見)
http://www.youtube.com/watch?v=WPGyZqHDzNM&feature=related