こないだ読んだ畑違いの本について、裏話をいろいろ聞いて、面白かった。「そこに何が書かれているか」ということは「そこに何が書かれていないか」ということと表裏一体の関係にあるし、本というのは、さまざまな欲望を抱えた人間によって書かれるのである。卑小であるか高尚であるかにかかわらず、人間を読むのは難しいし、だから本を読むのも難しく(=人間と同じで鵜呑みにはできない)、面白いわけだ。
その後、飲み。飲み代ぶんの面白い話はできた。