頭の良し悪しの基準は人それぞれだろうけど、自分の場合は、抽象的認識能力が判断基準かなっていう気がする。要するに、所与の現実を、抽象性のステージを多次元的に設定して、多角的に検証・分析できる能力が重要であり、これはプラグマティックには、困難な現実にたいする問題解決能力を意味するが、それ以前に、そいつと一緒にいると世の中が面白く見えるか見えないか、という人間的魅力の問題に直結しているとも(自分には)感じられる。
いつも世話になっている某友人が、事実収集型オタクで、抽象能力が著しく弱いので、こいつはやっぱり頭がわるいんじゃないかと最近思うことがあって、記してみた。「この人間だったら、この現実をどう見るかな〜」という関心が全くそそられないとしたら、それってやっぱり頭が悪いってことじゃないかな。もちろん、これは自分の基準なので、頭が悪くたってぜんぜん構わないんだけどね。