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風邪で動きが鈍った結果、ちょっと太った。まずいね。新宿末広亭で談志が高座に上がって大盛り上がりだったとのtwitter情報。本当だったらうらやましい。
服部圭郎『道路整備事業の大罪』(洋泉社新書)はなかなか良い本。著者は書名に不満があるらしく、『道路をつくると地方は衰える』という題名を考えていたらしい。道路整備が期待されるような効果をもたらさず、地方経済・コミュニティの質・交通上の利便性などの面で、むしろ負の影響を及ぼすことが力説される。最終的に都市デザインの観点から、自動車社会そのものへの根本的な疑問が提起される。豊富な事例・データが挙げられているので、政治家や行政担当者が勉強すると、すごい良いと思う。
- 作者: 服部圭郎
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2009/08/06
- メディア: 新書
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