趣味はマイナス思考。しなくていい反省をついしてしまう。自分は謙虚すぎて、自分より謙虚な人がほとんど見つからない。
先日の高校生クイズを見ても、やはり自分のルーツとなった環境には、大いに問題があることは疑えず、その結果、自分は世間離れした、いわゆるひとつの、変わった人になってしまった。反省するしかない。こういう反省をしていること自体、変人の、変人による、変人のための妄想にすぎないのかもしれない。これ以上反省しないように、反省しなければならない。
旅に出たい。旅に出て、自分の殻を破りたい。自分探しの旅に出たら、ひとつのボールでみんながつながれるサッカーの素晴らしさをふたたび発見できるかもしれない。人生とは旅であり、旅とは人生である。
自意識過剰は意味の病。意味なんてない。意味がなければ破綻もない。破綻を怖れることが意味の病。破綻を怖れる姿がそのものとして、破綻しているという現実。
難関男子校はオタクの巣窟。なんだかんだいってオタク的な人間と話していると安心するし、シンクロ率があがる。オタクは意味の病に囚われているので、深い話をしているような錯覚に陥るのだが、しかしその「深さ」とは、ひとりよがりな自意識に映った幻影にすぎない。気づかないうちにいつのまにか、世界とのシンクロ率が下がっている。いま富とか名誉ならばいらないけど、翼がほしい。