今朝六時すぎに生まれたばかりの姪っ子にご挨拶をしに、鐘が鳴るなり法隆寺胎盤はレバーみたいな感じでで食べられるらしい。戦後すぐとかは食ってたそう。助産婦の手はつるつるで、化粧品にも使われているとか。岡崎京子『ヘルタスケルター』の主人公も美肌のために使用。
一昨日は大騒ぎ。家でさんまを焼いて食べていたら、消防車が3台と、救急車とパトカーがやってきた。一部始終は以下のとおり。

オカン、kimyが買ってきたさんまを焼きながら……。
オカン「これ、古いんちゃう?脂、のってへんで。」
kimy「(激高して)なにをアホな!!こんな新鮮なサンマ、あるかいな。焼いて、全部、脂落ちてとるんや。アホかいな。めちゃくちゃ新鮮やで。何が古いや。アホちゃうか。」
オカン、憮然としてサンマを焼く。
サンマから滴り落ちた脂が燃え上がる。
kimy「燃えとるで!!」
オカン、流し台に魚焼き器の脂を流し、水で鎮火。
水蒸気が天井近くまで急激に上昇。


セコムの警告音「火事ガオキマシタ。火事ガオキマシタ。」
kktsc「火事やで!!(冗談)」
オカン、警告音を消そうと装置をいじる。
オカン「アカン、老眼鏡あらへんから、スイッチ見えへん。」
kktsc「どうすんの?」
オカン「この棒を穴に差すんや。けど、スイッチみえへん。」
セコムの警告音「正常ニモドリマシタ。」
kktsc「なんか正常やっていってるで。」


さんまを食べながら……。
kimy「これ、食え。めちゃくちゃ美味いサンマやけど、オカンが脂落としてもたんや。」
玄関のベル「ピンポーン」
kktsc「もしかして、セコムちゃうか。(冗談)」
kimy「(サンマを食いつつ)知らん。」


オカン、玄関に出る。
遠くで消防車「カンカンカン」
kktsc「火事や。なんか近づいてくるで。」
近づく消防車「カンカンカン、ウィーン」
救急車「ピーポーピーポー」
kktsc「この家の前で止まったりして。(冗談+悪い予感)」
消防車、救急車が家のまえで停止。


セコム、消防署員、警察が家の中を検分。
20分ほど事情聴取。
70度以上の水蒸気が警報装置に反応したのであるらしい。
ご近所の人々が野次馬で次々と集まってくる。
消防車のスピーカー「ご近所の皆様にご報告申し上げます。火事の報告を受けましたが、誤報でした。ご迷惑をおかけしました。」


消防署員、警察に向かって、kimy。
「えらいスマンな。申し訳ない。こっちは美味いサンマ食うとっただけやのに。えらいオオゴトやがな。もうサンマ食われへんな。庭で、七輪で焼かなあかん。七輪で。へへへへへ。」
消防署員・警察「……(苦笑)」