2010-05-07から1日間の記事一覧

小栗康平『死の棘』(1990)

(114分・35mm・カラー) 原作→島尾敏雄 夫の浮気が原因で精神錯乱の状態に陥って狂乱を繰り返す妻。戦後文学に独自の地位を占める島尾敏雄が書き継いだ、運命的な男女の非日常的結びつきに発した“夢の中での日常”は、抑制された静謐なスタイルで日常的映像…