自転車、買い直すのは思いとどまり、後輪のタイヤを替えた。摩擦力がUPして進みにくい感じがする。
浅田次郎『中原の虹』、第2巻を読み終える。(もったいないので)寄り道でいろいろ読んでたけど、やめて、これからは一気に読み進めちゃおう。西太后は威光に満ちたまま光緒帝とともに身罷ったが、南海のインタイに幽閉された光緒帝と電信で連絡する場面がもの悲しい。梁文秀は(創作上のキャラなので)梁啓超ではないんだが、梁啓超のような人生行路をたどって、興味深い登場の仕方であった。さて辛亥革命に向けて袁世凱張作霖はどうなっていくのか。西太后は列強の手から中国をまもる一心であえて自らを悪者に仕立て上げ、5歳の溥儀に厳しい運命を託したわけだが(←というのが浅田次郎のアイデア)。孫文が登場するかも気になるところだが、すでに話が広がりすぎている感じもするし。