ローラン・ティラール『モリエール 恋こそ喜劇』(2007)

MOLIERE フランス映画 フランス語 120分 出演: ロマン・デュリスファブリス・ルキーニリュディヴィーヌ・サニエ http://www.cetera.co.jp/moliere/
フランスの国立劇団コメディ・フランセーズの祖モリエールは、22歳の時旗揚げ劇団に失敗し、債権者に訴えられ投獄されたが、釈放後忽然と姿を消した…謎の空白の数ヶ月を描く、フランス版“恋に落ちたシェイクスピア”(GH)

モリエール(1622〜1673)の伝記映画。モリエールが13年間、南仏に巡業し、パリに戻ってくるまでを描く。巡業前のパリで、ひょんなことから金持ち伯爵に演技指導することとなり、そこでの恋愛が喜劇作家としての彼を成長させる。不倫相手の伯爵夫人が美しくて、すばらしかった。モリエール自身は悲劇がやりたくて、喜劇を一段下に見ていた、というのは本当か?