朝日新聞で、有名人を動員した「新聞を読もう」的なキャンペーンをやってて、それを見てると、いま新聞の価値を主張することがいかに無理なロジックを含んでしまうかが、けっこうリアルに分かる。そもそも特集じたい厚顔無恥
日銀の政策金利据え置きについては、各紙、けっこう誌面を割いていたが、まったく日銀の立場性から距離が取れてなくて、頭が悪すぎるので面白い。何にも考えずに、聞いてきたことだけ書いあるから、あれなら小学生でも書けますよね。
ただ日本社会の劣化の度合いを測る資料としては、有用かな。間違ってもいいから、自分で調べて、自分で考えて書けば、ああはならないと思うんだけどね。いや、新聞は自然に淘汰圧力にさらされるから、むしろ日銀のほうが問題だな。