脳が疲労するってことは全身が疲労するってことだな。休みながら、立川志らく「知る楽 こだわり人物伝 小津安二郎は落語だ!」(NHK教育)を視聴。「リズムとメロディー」(セリフの音の上げ下げまで指定)、「抑えた演技」、などの小津作品の特徴は落語に通じるという話。小津作品に比較的サメている自分としては、非常に興味深く勉強になった。そうやって見れば良いのか、っていう。笠智衆のセリフの物真似もすごく上手い。志らくの芸論はオモシロいネ。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/wen/index.html#a1
そういや紅白のスーザン・ボイル。観光ビザだったからギャラが破格の安さだったと某週刊誌。じゃあ何で来たんだ…。ちなみにうちの父親は絶賛。あれは教会で合唱せなあかんときの歌い方や、ノンビブラートで歌っとるんや、声の質がバツグンや、オレは完璧にマネできるであの歌い方、けどこいつはオペラ歌手もできよるわ、と微妙に似ている声マネをし始め、他の歌手を見て、あんなん普通にしゃべっとるのと変わらへんやないか、全然アカンわ、とこき下ろしているので、自分は、全員があんな不細工なオバハンの歌い方だとうっとうしい、世の中には色んな歌い方があるものだ、と諫めた。老いては子に従え?!和田アキ子の歌が聞くに堪えない、というのは、大いに賛成するのだけどね。