決断主義?

小栗旬とか水嶋ヒロとか吉高由里子とかが出演するドラマの番宣を見ていると思うのだが、何かデキル若いモンたちが急激に現れているように感じる。何なんだろうね、これ。『カイジ』の藤原竜也みたいに、蜷川幸雄に鍛えられました、的な本格派。二枚目、かつ本格派風。
自分の世代についての自分の印象を語ると、まずはAC的感受性が支配的だった。碇シンジ君みたいに。援交女子高生はAC化したし、ギャルだってAC的だった(浜崎あゆみ)。不思議ちゃん系にしても、篠原ともえは妙な自意識を抱えていたわけで、吉高由里子とは同類項だが本質的に違う。
あと、二枚目は「三枚目もOK!」というので評価を高めていたはずだ(キム・タクとか福山とか)。いまは二枚目が三枚目ぶらず、二枚目かつ本格派になっている。例えば、キンキキッズ堂本剛は三枚目的かつAC的だが、「嵐」はちょっと違っている。男らしさがストレートに評価されるのだから、韓流ブームを経て正統派男前が復権したのだろうか?やっぱり『エヴァンゲリオン 破』に象徴的な、世代的変化が起こっているのかもしれない。決断主義