眠くて死にそう。そういや日中、洗濯していると、前歯がダイナミックに欠けたオッサンがガムを噛みながら「ニーチャン男前だな、モテんだろーな、ヘヘヘ」と下品な笑顔で話しかけてきて、妙な身振りを加えていたのだが、アレは多分FUCKの意味。桐野夏生の、浮浪者が女を囲う短編がちょうどあんな感じだった。まあこういうオッサンは全然不快ではなくて、人畜無害だし、逆に面白い。こういうオッサンを生み出し、許容する世の中が。そういうオッサンが自分に心を許してきたという、その状況も。