とりあえずカタもつき、酒。一次会より二次会、二次会より三次会。他者評価を気にしないことと、他者評価の実状に鈍感であることとは別。まずは腹の探り合いが必要だが、それは相手方がcontingentな状況である事実を前提していないという条件をふまえたうえでなお、やはりcontingentでしかありえないことの様相がいかなるものであるかを分析することをも意味する。ならば、探り合い、というよりは一方的な分析、というのがふさわしいかもしれないが、一方的な分析的視線にさらされた相手方はやはり当方に探りを入れざるを得なくなるので、けっきょく不確定性は招かれるのである。要するに体育会系vs文化系。
確かなものは何一つない、ということだけが確か。というような思考をめぐらす人間を前にして、人は一般的に、このひとは独り言をいっている、と感じるようだが、そうだとすればそうみえないように取り繕うことが重要である。これが難しい。かっこ笑い。