世間の風が冷たすぎるから、とりあえず手袋を買った。途中で穴場の古本屋をみつけた。魅力的な本屋がつねにそうであるように、その薄汚れた古本屋も私の便意を刺激してやまなかった。真新しい手袋をはめて自転車にまたがり、私は家路を急いだのである。…って…
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