2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

某お気に入りブログで浅田彰の大学院長挨拶が言及されていたので視聴。“What is cinema? Nothing. What does cinema want? Everything. What can cinema do? Something.”という引用(ゴダール『映画史』)。含蓄を感じる。志茂田景樹とすれ違う。

帰宅後、スイッチが切れたように爆睡。直前、婚活についてNHKの番組。「草食系男子」として気の弱いただのオッサンが出演していて、これが草食系?と目を疑う。スタジオの意見を聞いていると、結局「草食系男子」のコピーは、婚期を逃しつつある勘違い中…

ひたすら仕事&野暮用。この野暮用がこのうえなく面倒。イヤになっちゃうけど、これできっぱり縁が切れるはず。

場を支配するゲームの構造を読解しpowerを獲得することは重要だが、そもそもその場に参入すべきかどうかという判断こそが、さらに重要であるに違いない。powerの保持者によってはわざとゲームのルールを開示する場合もあるわけで、その際、ゲームのルールを…

天気がいいので少し散歩。日差しがきつかった。京都でライブを聞いたこともあったが、忌野清志郎の死が惜しまれるのはよくわかる。甲州街道はもう秋なのさ、とか、センチメンタルなバラードがときどき脳内リピートされることがある。TVで桑田佳祐が「アビー…

リュドミール・スタイコフ『汗(カーン)の栄光』(1981)

681 г. след Христа Славата на хана(681 A.D. The Glory of Khan) (95分・35mm・カラー)7世紀に建国されたブルガリア王国の成立過程を描いた史劇。ブルガリア映画としては破格の製作費を投じ、観客動員記録を更新した。建国の立役者となったアスパルは…

「JAPANデビュー 第2回 天皇と憲法」

TV

明治天皇臨席の検討会議で山田顕義が第四条後半の削除を求めたのに対し、議長である伊藤博文は、君主の統治権の制限こそが憲法の本質であると説く。他方、伊藤と井上毅は「万世一系」の語を導入することで、国内の糾合と対外的な正統性を主張。ここに条文解…

リュドミール・トドロフ『ソフィアの3つの運命』(2007)

Шивачки(Seamstresses)(96分・35mm・カラー)新しい仕事と人生を探して首都ソフィアへやって来た3人の若い女性。しかし、彼女たちの無邪気な人生の理想はソフィアの現実の前に崩れ去り、友情や信頼関係は徐々に揺らぎ始める。それぞれの道を歩み始めた3人…

ブラームス「ハイドンの主題による変奏曲」は偏愛する曲のひとつであるが、カラヤン、ベルリンフィルの録音(1964年、ベルリン、イエス・キリスト教会)も美しい。このところはザンデルリンクのラストコンサート版を聴くことが多かったけれど、ブラームスは…